脳挫傷、脾破裂、肋骨骨折、肺挫傷で高次脳機能障害等によりで後遺障害等級8級が認定された後遺障害診断書記載例

ご依頼者;60代男性

傷病名;脳挫傷、脾破裂、肋骨骨折、肺挫傷

後遺障害等級;併合8級

交通事故の状況

ご依頼者(60代男性)がバイクで走行中、右側から走行してきた自動車に巻き込まれ側面衝突し、負傷しました。

ご相談のきっかけ

ご依頼者は、交通事故により、救急搬送されました。

手術、入院加療をし、医師により、傷病名は、脳挫傷、脾破裂、肋骨骨折、肺挫傷と診断されました。

ご家族が、当事務所にご相談にいらっしゃいました。

当事務所による後遺障害等級認定のサポート活動

当事務所は、治療中からご依頼を受け、医師の後遺障害診断書の作成に係るポイントをアドバイスして、被害者請求をサポートしました。

その結果、後遺障害併合8級が認定されました。

本件は、被害者のご了解を得て、以下、後遺障害診断書のうち一部を抜粋してご紹介させていただきます。

後遺障害診断書の記載例(一部抜粋)

「傷病名」:脳挫傷後、高次脳機能障害、脾破裂

「自覚症状」:物忘れ

「精神・神経の障害他覚症状および検査結果」:

記憶機能に中等度の低下と軽度の知的機能の低下を認める

WMS-R 言語性記憶指標73 視覚性記憶指標74 遅延再生指標68

WAIS-Ⅲ 言語性IQ86 動作性IQ80

「障害内容の憎悪・緩解の見通し」:症状回復の見込みなし

ポイント

頭部画像上、脳損傷後の脳萎縮の進行が認められます。

受傷当初から意識障害が継続して認められることやその後の症状経過により、脳外傷に起因する高次脳機能障害が残存しているとされています。

その結果、「神経系統の機能又は精神に障害を残し、服することができる労務が相当な程度に制限されるもの」として後遺障害9級10号に該当すると認められています(別の障害の後遺障害9級11号で併合8級)。

 


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